くうそうとたからばこ

ゲームとか何か自分に刺さったものを書くところ

Xenoblade3「新たなる未来」-感想戦

Xenoblade3のDLC「新たなる未来」クリアしました!!

 

やったー!シュルクとレックスにもう一回会えるぞ!!!(ついでにXenoblade3の深堀も)…というお話。

Xenobladeシリーズのネタバレを含むぞ!!

クリアしてからくるんだな!!!

 

 

◆主人公:マシュー

Xenoblade3』がはじまるすごい前のお話。

本編中に語られている描写されている始まりの時からはまあまあ経っている様子。

DLCとしてはかなり作りこまれているけど、プレイ時間にして17時間くらいで収まっている作品なので、いろんな描写はそこそこ。

 

それでも魅力的な新主人公、それがマシューだ!

 

歴代主人公のシュルク・レックスが出てくる中でどうしても個性食われちゃうだろうなぁと思ったけど、主人公の血筋だし、性格も主人公していてとっても良かった。やっぱり、素直にまっすぐな少年っていいよね。

本編主人公のノアがおちついた性格だったので余計に際立つ。

相棒から突っ込まれるくらいド直球な性格。

 

PVでも出ている、カギロイとニコルの争いへ乱入する動きは本編序盤を想像させる。というか、やってることが同じで、初っ端からマシューが何者なのか、ワクワクさせてくれた!いったいお前は……!

これはヴァンダムの動きッ!

 

短い物語の中でも人としての魅力がある人物として描写されていて、見ていて気持ちよかったです。もちろん、短いからこそ迷ったりとかしている部分が描写しきれないのでこんな性格にしたのかもしれませんが、そういうのは良いんだ!!

最期までまっすぐでアツい男だった!

 

シュルクとレックス

初代Xenoblade主人公のシュルクと、前作Xenoblade2の主人公レックス!

大人だ―!!

2つの世界が交わった世界だし、2人の女王が存在していたから、過去に彼らが存在していても不思議は無かったけど!!実際に二人が同じ世界に居るってそれだけで素晴らしいです。ありがとう!!!

 

この時点ではコロニー9も存在していて、ファンにはたまらん要素がたくさんありました。BGMもXenobladeのものをアレンジしていて、控えめに言って最高でしたね。

この家は…!

この窓は……掴もうぜ、未来!!

Xenoblade2の象徴的な土地があって、BGMも変わるのだろうと期待したけど、それは無かった!残念過ぎる。まあ、じっちゃん居ないし、仕方ないか。

 

コロニー9が舞台の中心ではあったけど、レックスも楽しそうで何より。というより、この二人が楽しそうにしているのは良い。

シュルクはラインに話しているようなテンションですね

 

 

そしてこの世界には彼らの子ども(の再現個体)であるニコル・カギロイが存在しているっていうのもズルい。

それぞれの作品が終わった後、どんな人生を歩んだのかを垣間見れるのがとても良いですよね、カップルはしっかり決まっていますけど、子どもが生まれたらどんなだったのかというifを叶えてくれる、完璧なファンサービスでした。

優しすぎる目。これが親か。

一方のこちらはなかなかツンツンしている、性格はヒカリ似。

ニコル・カギロイはそれぞれの人生(10年未満だけど)を生きてきたし、親という存在が無い世界の中にあるから、二人からしてみればシュルク・レックスは親ではないのですが…それでも結ばれる絆という形が素敵。

 

 

特にレックスはXenoblade2本編では割と幼い少年として描写されていたので、それがそんなこと言うようになったのかと思うと感慨深いです。

 

ちなみに、マシューがニコル・カギロイを命の火時計から解放したわけですが、マシューの言い方は10割アウト。

関係を持ってしまったマシュー

ドン引き



 

 

もともとの世界からオリジンに取り込まれることなくこの世界に存在しているので、実際の子どもたちはどうなったのか、具体的には描写されていません。

シュルク・レックスの年齢や、いろんな描写から見て、子どもたちはオリジンに取り込まれてしまったのだと思いますが、その時は何歳くらいだったんでしょうね?

少なくとも、カギロイ・ニコルの年齢は越えていたのか

 

命の火時計から解放されたとはいえ、寿命自体は10年しかない2人に対し、シュルク・レックスは命を託していきます。最期まで主人公だぜ!!

君達は"俺達"に入っているのか。

カギロイ・ニコルは再現個体として存在しているので、元の世界の2人とは違うのか……?世界が一つになったときに「また遭える」”俺達”が今相対している4人なのか、違うのか。。。そこまで意味を持たせていないと思いたいんですけど、ちょっと寂しい。

でも、前作・前々作主人公がただただ世界の消滅に巻き込まれている、ということが無くて良かった!

 

 

◆全体のお話

……と、シュルク・レックスや各キャラクターは凄く良かったんだけど、Xenoblade3全体としてはやっぱりもやもやした部分が残ってしまった。

ティー襲撃のシーンはすごく良いんだけど、だけど、これだと本編と違う意味持ちすぎじゃないかなぁ…。

複数回襲撃したうちの一つのような気もしたけど、ゴンドウが存在するから最初の襲撃。最初の襲撃はMの為だったような気がしたけど、違うのか、だったら最初に言ってくれよN!!!

息子としてNに対峙するゴンドウ、このシーンは凄く良い。

 

 

また、リクの正体はひっぱった割に普通。

父ちゃん:リキ

しかもわかったところで、驚きは少なかったのがなぁ。本編でちゃんとやろうよ、さすがに、と思ってしまった。全体としてすごく良かったから満足ではあるんだけど、うーん。

悪くはないんだよ!悪くは!!

XenobladeXenoblade2では最終的に救われた描写があって終わっていたからこそ、それを求めてしまった。

希望をつなぐ物語なので、最後まで描写しないのは理にかなっているのだけど、ね

俺ではない、”誰か”だ

 

2時間程度の映画とは違って、ゲームは何十時間、何百時間という時間を費やしてキャラクターと接していくのだから、やっぱり最後はちゃんと救われて欲しい。

トリニティプロセッサーに関連する物語はここで終わり、と明言されているので、彼らがまた出てくることはあんまりないんだろうな…と思いつつも、救われた世界を見てみたい。

 

ゼノブレイドシリーズは続くようなので、いつか、彼らの結末が描かれると良いな。

でも、できるだけ早めに頼む!

本当にな!